マックスファクトリー 冴えない彼女の育てかた♭ 加藤恵 レビュー
マックスファクトリーさんより発売された『冴えない彼女の育てかた♭ 加藤恵』をレビューします。
『冴えない彼女の育てかた♭』より、メインヒロイン「加藤恵」がアニメ一期のティザービジュアルを元に、深崎暮人氏ならではの繊細なタッチと魅力的な塗りのイメージで立体化されたものです。
製品詳細
商品名 加藤恵 (かとうめぐみ)
作品名 冴えない彼女の育てかた♭
メーカー マックスファクトリー
カテゴリー 1/7スケールフィギュア
価格 14,630円 +税
発売時期 2020/10
仕様 ABS&PVC 塗装済み完成品・1/7スケール・専用台座付属・全高:約210mm(頭頂部)
原型制作 間崎祐介
彩色 あきもとはじめ
発売元 マックスファクトリー
販売元 グッドスマイルカンパニー©2017 丸戸史明・深崎暮人・KADOKAWA ファンタジア文庫刊/冴えない♭な製作委員会
商品パッケージ
白とピンクを基調としたパッケージ箱ですね。
パーツ数が多いですが、細かくまとまっている感じなので、サイズはそれほど大きくはないです。
ブリスター
ブリスターは1つのみで、全てのパーツが同じブリスターに入っています。
台座
アイコンみたいな柄です。
フィギュア本体をセットする場所はなく、支柱を差し込める穴があります。
支柱はフィギュア本体の足裏部分に差し込みます。
全体
付属パーツをセットして、全体をパシャリ。
造形と彩色はいいですね。
空間をふんだんに利用している、といったイメージでしょうか?
アニメ一期のティザービジュアルをよく再現できていると思います。
ただ、英梨々と同様に取付パーツが多いため、破損には十分に気を付ける必要があります。
各部アップ
お顔は可愛らしく造形されていると思います。
髪もそれほど長さがない割には、細かくスジが彫り込まれていますね。
メガネパーツは少し支えとなる部分が頼りないので、折れないか心配です。少し曲がりますしね。
頭部は外せるようですが、けっこう固いので、温めてからの方が良いかと思います。
経験上、無理やり力を入れると、爪などで髪の塗装を傷つけてしまいますので・・・(^_^;)
後ろ髪はパッツン気味ですね。
毛先グラデーションが弱い点も、深崎作品では珍しいかもです。
制服はシワ表現が多くて、少しタイトな印象です。
制服はふわっと舞い上がっていて、無重力を感じるような造形になっています。
スカートだけは無重力キャンセラーが搭載されているようです・・・(・ω・`)
加藤ちゃんの作品では珍しくジャージを腰に巻いています。
背面は小物でガチャガチャしている印象。
これは、後ろに倒れたら全滅するパターンかもしれない・・・。
フライングニーです。(嘘)
肌の色合いはちょうどいい感じの色合いですね。
肌触りもスベスベして良かったです。
前からはふつうにおパンツも見えます。
スカートの造形も流石の出来です。
今作は制服の造形がいい仕上がりですね。
気になる点は、やはり支柱部分ですかね。
台座とも少し距離があり、不安を掻き立てられる仕様なため、飾り続けるのが怖いですね・・・(^_^;)
フリーショット
可愛らしいお顔。
メガネを大きく広げてしまうんですよね。
ポッキリいかないか不安・・・。
毛先のグラデーションは弱め。
パッツン気味。
ノーパソを胸に押し付けています。
ネクタイもふわり。
制服はタイトな感じがしますね。
紙袋。ポスターとかギターの飾りいろいろ。
ミュージックプレイヤーのコードがまとわりついています。
設定資料や企画書も取り付けます。
制服はいい色合い。
スカートも造形がいい。
加藤ちゃんにジャージがあるのは珍しい。
お御足。
彩色がいい。
肌触りもスベスベです。
支柱一本で支えるのは怖いですね・・・。
シャドー表現もいい。
スケッチブックにいろいろ吊り下がっています。
落ちたら怖いなぁ。
ネコ耳カチューシャ。
ノートパソコン。
ぷんすこ加藤ちゃん。
企画書。字が細かい。
水玉柄の紙袋。
ミュージックプレイヤー。ボイスレコーダーかな?
猫頭のシャープペンシル。
加藤ちゃんといえばベレー帽。
倫くんの設定資料。
スリッパも可愛い。
スケッチブックとカバン。
インク。
白。
まとめ
造形・彩色ともによくできていたと思います。
まわりの空間をふんだんに利用した配置はかなり独特で、躍動感がよく表現されています。
制服と肌の彩色がかなり良かったので、見栄えもいいですね。
懸念点は支柱の仕様と小物パーツの多さですかね。
支柱の金属は強度がありそうですが、これ一本で支えるには少し不安が残ります。
小物パーツも細かく造形されていますが、細かすぎて衝撃に弱そうです。
飾るには十分に注意する必要があるでしょう。
なお、前作の英梨々はプレ値がつきましたので、今はお買い得かもしれませんね( ˘ω˘ )
以上、「マックスファクトリー 冴えない彼女の育てかた♭ 加藤恵」でした。
ディスカッション
コメント一覧
日本ではどんな反応だったか分かりませんが
韓国で発売された当時にはかなりホットだった製品でした。
一番人気のあるヒロインだったし、
最も躍動的な姿の造形で、
以前の同じシリーズの[エリリ]がとてもよく出たものですから。
最初は物量がなくて韓国では相当手に入らなかった製品でしたが、
[エリリ]がすごくよく撮れたからかもしれないけど
多少中途半端で曖昧なクオリティーでした。
確かによく撮れてたんだけど
‘完璧’という単語とは距離があったんです。
本文に述べられた「柱一つで支える」ことが不安だという点については、
むしろ「グッドスマイル – セイバーエクスカリバー」の場合を見ると
その製品はとてもダイナミックで、かつ重くて
“柱一つで”支えているフィギュアでもあり、もう発売されて10年が経っているのに
大丈夫なところを見ると、今回の恵はあまり心配いらないと思います。
その他めぐみさんの残念な部分が
本文で言及してくださったように、非常に弱いという部分です。
本当にこれを韓国で有名な セリフとして伝えると
「タッ!と 打ったらおっ!」 といって死んだ」という水準でした。
ボックスに封印しようと思って、 再包装していたら少し触れたんですけど
すぐに壊れてしまいました。
とにかくとても残念ですが
でも[エリリ]のせいで基準が すごく高くなったからかもしれないし
フィギュア自体はすごく魅力的だと思います。
話が長すぎますね。
それだけ愛憎のフィギュアみたいです。 ^^;
「セイバーエクスカリバー」は所有していませんが、お話を聞く限り、
支柱の強度は心配いらないみたいですね。
付属の小物パーツには、やはり最新の注意が必要みたいですね。
取り付け方も何があるため、常時飾っておくのは難しいかもですね。
かといって、最初から本体にパーツを取り付けていても、セットするのが難しいでしょうし・・。
難しい作品という評価は覆せそうにないですね。